第53回 漫画のコマ割りの重要度って?

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収録時間/職/憧れの高等遊民ライフ/漫画を読んでて気づいたこと(鳥居)/未来と過去の配置/コマ割り/コマの余白補完/もし岩明均『寄生獣』が四コマだったら?/コマ割りの大切さ/悪いところは目につくけど良いことには気づかない/杓子定規な分析/その表現法、オレでなきゃ見逃してたね/左右/細部へのこだわり/やってみたら難しさに気付くはず/素人の読むプロの指南書/分かった気になれる/完璧なラジオなんて存在しない/漫画家が好きな漫画好き/おわり

プロデューサー(起案/web管理):モル
ディレクター(番組構成):鳥居
サウンドディレクター(音源編集/ジングル):ワニ

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編集後記: 今回の私は鳥居くんの話を遮ってしまうし、例えは適切でないし、なんかダメダメです。疲れてるとよくないですね。

さて、コマ割りに関してですが、私は読んでいて気づいていない気がします。何かこのマンガ読みづらいと思った漫画の幾つかは、もしかするとコマ割りが良くなく、しかし私がその原因に行き着くまでもいかずに「なんかつまらない」と思って読むのをやめていた可能性があるからです。ポッドキャストでも同じことが言えるかもしれません。私もどこか聞きづらい、でも原因がわからないということで聞くのをやめてしまったポッドキャストがいくつかあります。そういうものの多くはメインの会話以前の何か(例えば音量や音質、間など)が著しく悪かったりするんだと思います。そういう場合はボトルネックの解消を優先すべきだと思うんですよ。例えば、桶の法則というものがあります。これは栄養やPCの性能を評価するときに用いられるモデルです。水を貯める木桶を頭に思い浮かべてみてください。木桶の側面は、複数の木の板を縦に並べて作られていますね。桶を構成する一枚一枚の板が長ければ長いほど、桶の深さが増して貯めることのできる水の量は多くなります。このとき貯めることができる水の量を決めるのは、桶を構成する板のうち最も短い板です。一見して長所を伸ばせば伸ばすだけ良くなるような気がしますが、必ずしもそうはならないんです。水は重力に従って一番流れやすいところから逃げていくからです。このモデルが漫画やポッドキャストに適用できるかどうかはわかりませんが、なんとなくそういうことを言いたかったんです。思ったことを伝えるのって難しいですね。(モル)

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