第52回 ここがヘンだよ地球人

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映画の話/ジョジョのアレ/ラージクマール・ヒラーニ監督『PK』(2014, インド)/『きっとうまくいく』/『不思議惑星キン・ザ・ザ』/常識に疑問を呈する作品/ジョナサン・スウィフト『ガリヴァー旅行記』/ゲストかホストかの違い/宗教のドクターショッピング/風刺センス/衣服の入手法/”かけまちがい”ブーム/(以降重要なネタバレを含む)/兄貴の靴/コミカルとシリアス/完璧な構図/名刺/興行収入/(以降人気作品のアンチ的な意見を含む)/インドの『君の名は』/くどさ/わかりやすさと突き放し/中心人物の比重/都会描写/収録環境の乱れと脱線(おわり)

プロデューサー(起案/web管理):モル
ディレクター(番組構成):鳥居
サウンドディレクター(音源編集/ジングル):ワニ

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編集後記: 最近更新こそコンスタントに続けられていますが、私がなんか疲れ切っているせいで配信日が火曜日の深夜だったり、今回のように火曜27時(水曜日!)更新だったり、音源を聞き直して注釈や要約文を書くのがしんどくて後回しにしていたりします。申し訳ありません。ただ、私としては“Done is better than perfect.”をモットーとしているため、最低限聞ける状態にはしようと思っています。作業を効率化するか予定を調節するかして改善するつもりですので、少々ご辛抱いただけたらと思います。
前置きが長くなりました。さて、タイトルでもパロっているように、ここがヘンだよ日本人みたいなことをやろうとした場合に日本国籍以外の論客を必要とする様に、地球人の常識を疑おうとすれば地球外の視点が必要になるわけです。単体では比較が成り立たないからです。そういう作品は昔からたくさんありますが、大まかに言えば2パターンあります。キン・ザ・ザのような私達が部外者の環境へ入るパターンと、今回のPKのように部外者が私達の環境に入っていくパターンです。(そういえば英単語のalienとはそのままカタカナ英語でエイリアンと読んで即ち宇宙人という意味になりますが、もとの意味は外国人とかそういう意味ですね。外国へ旅行したならその国では私もエイリアンなわけですね)
部外者になるパターン
・芥川龍之介『河童』
・ジョナサン・スウィフト『ガリヴァー旅行記』
・サン=テグジュペリ『星の王子さま』 そもそも人間離れしてるけど

・部外者がくるパターン
・かぐやひめ 幼少期から育てられたらそれはもはや地球人では?
・ターミネーター タイムスリップもの全てに言えるかも…

そういえば『正解するカド』も部外者が来るパターンでしたね。正直、最後は好きになれませんでした。身内の中に実は部外者がいたみたいなパターンを唐突にやられるとビックリするからですかね?藤崎竜版の封神演義も近々アニメ化されるらしいのでちょっと心配です。
まとまらなくなりましたね。ただ、こういうパターンに分類して考えていくのはおもしろいですね。(モル)

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